2014年05月16日

緑豊かな堺市南区

 堺市南区は堺市を構成する7区のうちの1つである。石津川と和田川が浸食してできた上神谷(にわだに)、和田谷の丘陵部の先端から中腹にかけて泉北ニュータウンとなっている。その二つの谷によって泉ヶ丘、栂、光明池の3地区に分かれている。最近はニュータウンの老朽化、住民の高齢化、人口減少が進んでいる。(145)

 南区には、様々な緑豊かな公園や施設がある。代表的な場所としては、ハーベストの丘という施設がある。ハーベストの丘は甲子園6個分の広さで、花、緑、動物など自然と触れ合える農業公園だ。動物は、羊、牛、ヤギ、ウサギなどがいていつも小さい子供たちでにぎわっている。ほかにも、ゴーカートや観覧車、おもしろ自転車といった大人でも子供と楽しめる施設だ。風船のような球体の中に入り、水面を駆け回るという遊具であるアクアチューブもある。広いだけあって、ピクニックや持参の遊び道具をする場所もたくさんある。(263)

 新檜尾公園という公園が光明池にある。ここは、地元の人たちの定番の散歩コースになっていて、春はソメイヨシノ・オオシマザクラ・サトザクラなどの約900本の桜が咲き乱れ、秋には紅葉が舞い落ちる。夏には大きな広場でバーベキューができる最近地元の人たちの努力もあってゴミ箱を増やしたりとしたおかげか、ゴミがほとんど落ちていない。桜が咲いている季節に桜を見ながら川沿いをゆっくり歩き、奥には針葉樹も生えている。光明池駅から徒歩5分以内で公園につくので小さい子供でも十分に歩いて行ける距離だ。(249)

 新檜尾公園につながっている鴨谷公園は、硬式野球・軟式野球・ソフトボール・サッカー・ラクロスなどに利用できる野球場を完備した公園である。甲斐田川沿いにはサクラが植えられていて、春になると多くの桜を咲かせる。さらに夜には、一定の時間までライトアップされていて夜桜が楽しめる。大型ショッピングセンターが近くにあるので、買い物帰りに休憩がてら散歩する人も多い。サクラが咲く季節には、桜まつりの会場としても利用され、地域住民に親しまれているし、大勢の人が桜まつりにやってきている。(233)

 栂・美木多にも桜がきれいな公園がある。西原公園では、ソメイヨシノを中心に約1600本の桜が植えられている桜の名所である。春の桜、夏の木陰、秋の紅葉、寒立の樹冠と季節を身近に感じながら運動と散歩ができる場所だ。サッカー・野球・ソフトボールのできる自由広場もある。西原公園の近くには南楽園という場所がある。南楽園はその名の通り、四季折々の収穫体験が楽しめる味覚狩りの天国である。甘夏、いちご、すもも、ブドウ、なし、じゃがいも、さつまいも、くり、大根の収穫ができる。また、圏内には釣りやミニフィールドアスレチックといった遊びの施設も満載している。バーベキューハウスや宴会場も完備している。(313)
ハーベストの丘、入り口付近
ハーベストの丘、入り口付近鴨谷公園の桜まつりの様子
鴨谷公園の桜まつりの様子新檜尾公園の広場の様子
新檜尾公園の広場の様子










Posted by みたに at 18:46 Comments( 0 )